2009年09月17日

輪廻転生 4

【シーン3 野良猫の運命】


…毎晩のように空襲があり、
野良猫達は逃げ回る日々が続いていた…


ミケ「くそ!毎晩、毎晩、空襲しやがって!」

ブチ「ったくよぉ…人間は何を考えてやがる。同じ人間同士で殺し合いしやがって…」

トラ「ほんとだよな…自分で自分の首を絞めてるようなもんだぜ…」

タマ「私達…どうなるのかしら…もう食べるもんもありゃしない…」

クロ「ほんとよね…どうしたらいいの…うちら…」

ミケ「俺…隣のばぁちゃんがいつも飯食わしてくれてたからよ…守ってやりてぇんだ…」

ブチ「マジで言ってんのかよ?!」

トラ「人間が勝手に戦争してんだろ?なんであいつらを助けなきゃなんねぇんだよ?!」

タマ「私もおばあさんには、よくしてもらったわ…」

クロ「うちも…おばあさんだけでも、助けてあげたいわね…」

ミケ「俺に力を貸してくれねぇか?」

ブチ「何かいい方法があるのかよ。」

トラ「ミケの頼みなら聞かない訳にはいかねぇだろ?」

タマ「どんな方法があるの?私も協力するわ。」

クロ「ったく、あんた達ってお人よしね…」

ミケ「ありがとう、みんな…。ばぁちゃんに何とか戦争を終わらせる方法がないか、相談してみようと思うんだ。」

ブチ「ばぁさんにか?」

トラ「どうやって相談すんだ?」

タマ「私達の声は、おばあさんには分からないわよ?」

クロ「うち、聞いた事がある。人間には動物の声が聞こえるやつがいるって…」

ミケ「あぁ…あのばぁちゃんなら、きっと聞こえると思うんだ…」

ブチ「…難しそうだけど、やってみっかぁ!」

トラ「おぅ!そう来なくっちゃ!」

タマ「私も力になるわ!」

クロ「うちも力になるよ!」

ミケ「みんなありがとう!」


…野良猫達はおばあさんのもとへ急いだ…


posted by かもめのジョナサン at 23:05| Comment(0) | 輪廻転生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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