2009年09月07日

ありがとうのわ 8

みんな

「耳が聞こえないサルは、目がみえないウサギと出会って

うたやことばを、おぼえたよ。

目が見えないウサギが、腕がないフクロウと出会って

もじやいろを、おぼえたよ。

腕がないフクロウが、足がないゴリラと出会って

おえかきやねんどを、おぼえたよ。

足がないゴリラが、話しができないウマと出会って

かけっこやなわとびを、おぼえたよ。

話しができないウマが、怖がりのネズミと出会って

うたやおしゃべりを、おぼえたよ。

怖がりのネズミはみんなに出会って

あめやかぜから、まもってもらえたよ。

そして、おおきなおおきな

ありがとうのわになったよ。」


〜完〜


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2009年09月04日

ありがとうのわ 7

【シーン6 怖がりのネズミ】


ナレーション「怖がりのネズミは、悩んでいました。」

ネズミ「ぼくはおしゃべりがじょうずだけど、こわがりだからこまちゃうなぁ…」

ナレーション「そこへ、みんながやって来ました。」

みんな「みんなでまもってあげるよ」

ネズミ「ありがとう」

みんな「怖がりのネズミは、
みんなに、
であったよ。

みんなと、ネズミは、
いつもいっしょ

あめやかぜから、まもってあげたよ。」

ネズミ「ありがとう」

みんな「どういたしまして」

みんな「ありがとうのわが広がったよ」


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2009年09月03日

ありがとうのわ 6

【シーン5 話しができないウマ】


ナレーション「話しができないウマは、悩んでいました。」

ウマ「(わたしはアシがはやいけれど、はなしができないからこまちゃうなぁ…)」
(ジェスチャーで)

ナレーション「そこへ、怖がりのネズミがやって来ました。」

ネズミ「キミのクチになってあげるよ」

ウマ「(ありがとう)」
(ジェスチャーで)

みんな「話しができないウマは、
怖がりのネズミに、
であったよ。

ウマのクチになったネズミは、

いつもいっしょ

うたやおしゃべりを、おしえてあげたよ。」

ウマ「(ありがとう)」
(ジェスチャーで)

ネズミ「どういたしまして」

みんな「ありがとうのわが広がったよ」


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2009年09月02日

ありがとうのわ 5

【シーン4 足がないゴリラ】


ナレーション「足がないゴリラは、悩んでいました。」

ゴリラ「ぼくはちからもちだけど、アシがないからこまちゃうなぁ…」

ナレーション「そこへ、話しができないウマがやって来ました。」

ウマ「(キミのアシになってあげるよ)」(ジェスチャーで…)

ゴリラ「ありがとう」

みんな「足がないゴリラは、
話しができないウマに、
であったよ。

ゴリラのアシになったウマは、

いつもいっしょ

かけっこやなわとびを、おしえてあげたよ。」

ゴリラ「ありがとう」

ウマ「(どういたしまして)」(ジェスチャーで…)

みんな「ありがとうのわが広がったよ」



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2009年09月01日

ありがとうのわ 4

【シーン3 腕がないフクロウ】


ナレーション「腕がないフクロウは、悩んでいました。」

フクロウ「ぼくはくらやみでもメがみえるけれど、ウデがないからこまちゃうなぁ…」

ナレーション「そこへ、足がないゴリラがやって来ました。」

ゴリラ「キミのウデになってあげるよ」

フクロウ「ありがとう」

みんな「腕がないフクロウは、
足がないゴリラ
に、
であったよ。

フクロウのウデになったゴリラは、

いつもいっしょ

おえかきやねんどを、おしえてあげたよ。」

フクロウ「ありがとう」

ゴリラ「どういたしまして」

みんな「ありがとうのわが広がったよ」


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2009年08月31日

ありがとうのわ 3

【シーン2 目が見えないウサギ】


ナレーション「目が見えないウサギは、悩んでいました。」

ウサギ「わたしはたかくとべるけど、メがみえないからこまちゃうなぁ…」

ナレーション「そこへ、腕がないフクロウがやって来ました。」

フクロウ「キミのメになってあげるよ」

ウサギ「ありがとう」

みんな「目が見えないウサギは、
腕がないフクロウに、
であったよ。

ウサギのメになったフクロウは、

いつもいっしょ

もじやいろを、おしえてあげたよ。」

ウサギ「ありがとう」

フクロウ「どういたしまして」

みんな「ありがとうのわが広がったよ」


posted by かもめのジョナサン at 21:26| Comment(0) | ありがとうのわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

ありがとうのわ 2

【シーン1 耳が聞こえないサル】


ナレーション「耳が聞こえないサルは、悩んでいました。」

サル「ボクはすばしっこいけど、ミミがきこえないからこまちゃうなぁ…」

ナレーション「そこへ、目がみえないウサギがやって来ました。」

ウサギ「キミのミミになってあげるよ」

サル「ありがとう」

みんな「ミミがきこえないサルは、
メがみえないウサギに、
であったよ。

サルのミミになったウサギは、

いつもいっしょ

うたやことばを、おしえてあげたよ。」

サル「ありがとう」

ウサギ「どういたしまして」

みんな「ありがとうのわが広がったよ」


posted by かもめのジョナサン at 16:15| Comment(0) | ありがとうのわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ありがとうのわ 1

タイトル:

ありがとうのわ

登場人物:

●耳が聞こえないサル

●目が見えないウサギ

●腕がないフクロウ

●足がないゴリラ

●話しができないウマ

●怖がりのネズミ


劇の流れ:


@耳が聞こえないサルが、目がみえないウサギと出会う

A目が見えないウサギが、腕がないフクロウと出会う

B腕がないフクロウが、足がないゴリラと出会う

C足がないゴリラが、話しができないウマと出会う

D話しができないウマが、怖がりのネズミと出会う

E怖がりのネズミはみんなに守ってもらう


あらすじ:


『耳が聞こえないサル』が、悩んでいると、
『目がみえないウサギ』が、
「君の目になってあげるよ」と言いました。

『目が見えないウサギ』が、悩んでいると、
『腕がないフクロウ』が、
「君の目になってあげるよ」と言いました。

『腕がないフクロウ』が、悩んでいると、
『足がないゴリラ』が、
「君の腕になってあげるよ」と言いました。

『足がないゴリラ』が、悩んでいると、
『話しができないウマ』が、
「君の足になってあげるよ」と伝えました。

『話しができないウマ』が、悩んでいると、
『怖がりのネズミ』が、
「君の声になってあげるよ」と言いました。

『怖がりのネズミ』が悩んでいると、
みんなが、「君を守ってあげるよ」と言いました。


※この話はフィクションです


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2009年08月23日

平和の懸け橋 7

【あとがき】


原爆投下から64年目の夏、
ドキュメンタリーで、
被爆された方々の高齢化を知りました。

高齢による認知症や記憶障害により、
当時の頃の語り手は、年々減り、
歳月と共に記憶は失われつつあります。

でも、それは私にとっては嬉しい事でした。
今まで辛い思い出と共に生きてこられたのですから。

これからの人生は、ご自身の幸せのために生きて欲しいと、
心から思いました。

私達は、戦争を知らずに生きてきました。
それが今は、当たり前になっています。

でも、この当たり前の平和は、
たくさんの人々の思いと、願いで成り立っている事だけは、
忘れてはならないと思います。

だから、戦争を知らない世代の、
若い方に演じて頂きたいのです。

小学生から大学生まで、
学生の方が演じやすいように工夫しました。

台詞も性別・年齢問わず、
人数も自由に変更できるように、
あえて名前や性格を設けませんでした。

変更大歓迎です。

原爆のシーンは、観客が想像しやすいように、
あえて抽象的に表現して頂けるようにお願いします。

幸子と俊夫だけ広島弁にしましたが、
難しければ、標準語にして頂いても構いません。

原爆を空襲に変更して頂いても構いません。

高齢化している現状だけをアピールして頂きたいと思っております。

これを機会に、是非、平和について語り合って頂けたら幸いです。

よい劇にして下さい。


2009年8月吉日


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平和の懸け橋 6

【シーン5「学校で創作劇の発表会」】


…暗転から明転。徐々に明るくなる。
舞台上は、芝居を終えた役者達のカーテンコール。
たくさんの歓声と拍手の中、
緞帳が降りていく。…


アナウンス「○○学校の公演でした。
もう一度、大きな拍手をお願いします。」


…緞帳前に、インタビューの役者(幸子・俊夫役)と司会者…


司会者「今回も素晴らしい劇をありがとうございました。
今回の劇は創作劇とお聞きしていますが、
どのようなお気持ちで創られたのですか?」

幸子役「私達は実際に被爆された方に、
お話しを伺う機会があり、
幸子さんと俊夫さんの事を知りました。
幸子さんは、8月6日の事を覚えておられません。
被爆された方々は高齢化し、
当時の事は時間と共に失われつつあります。
私達はそれで本当によかったと思っています。
今までずっと辛い思い出と共に、生きてこられたのですから。」

俊夫役「被爆されたみなさんが、
これからは、自分のための、幸せな時間を過ごせるように、
私達が伝承者となり、平和の懸け橋として、
未来の私達が二度と過ちを繰り返さないように、
願いを込めて演じました。」

司会者「そうですか。
平和の懸け橋ですか。
これからの私達の大きな役割ですね。
本当にお疲れ様でした!
もう一度大きな拍手をお願いします!」


…歓声と拍手の中、幸子・俊夫役、司会者がそでにはけます。
そでからは、「おつかれさまでした!」と、
元気な声かけが聞こえる。
ゆっくり暗転。
(暗転中に緞帳を上げる)
舞台上は公演を終えた先輩達と、
公演を観に来た後輩達…


後輩「先輩!お疲れ様でした!」

先輩「観に来てくれてたんだ!」

後輩「すごくよかったですよ!」

先輩「ありがとう。」

後輩「この劇、今度の公演で、私達も演じたいんですが、いいですか?」

先輩「マジ?!超嬉しいんだけど!」

後輩「私達も、高齢化された被爆者の方々の事を、考えていたんですよ。
まさにこれ!って感じです。
ヒントをありがとうございました!」

先輩「私達も願ったり叶ったりだよ!
早速、平和の懸け橋できちゃった。」

後輩「私達も、後輩に受け継いでいきます!
みんなで、できる事をがんばりましょう!
何てったって、私達、平和の伝承者ですからね!」


…先輩から後輩にバトンタッチ!
しばらく楽しそうに話しをして後、
緞帳がゆっくり降りていきます…


(完)


posted by かもめのジョナサン at 18:51| Comment(0) | 平和の懸け橋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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